このお話について
「赤ちゃんがおなかにいたときのお話」の続きの漫画です。
私の息子は、ハンデを持って生まれてきました。
「私には、ハンデを持った子を育てることはできない」
出産当時はそのように思っていましたが、家族で様々な経験をしたり、たくさん考えてきたことで、今では息子と一緒に幸せに暮らせるようになりました。
私たち家族は、どんな経験によって息子と一緒に暮らすことを決心することができたのかを少しずつ漫画にしていきます。
※出産直後の不安定でネガティブな気持ちを表現するために、最初は暗い話になったり、涙を流しているような絵が多くなると思います。
前回のお話はこちら
赤ちゃんが生まれてからのお話(NICU編)②
あとがき
夫と息子が初めて会った時の話です。
当時、夫がどんな風に思ったのか、息子はどんな様子だったのか一つ一つ確認しながら漫画にしました。
息子は、まるで二つ折りできる携帯電話のように、体を半分にした状態でおなかにいました。
夫の話によると、お腹から出た直後もそのような姿をしていたそうです。
息子が夫の前に運ばれてきたのも突然だったみたいで、写真を撮る余裕もなく、生まれた直後の写真は残っていません。
絶対に可愛いに決まっているので、撮って残してもらいたかったなあ…と、今となっては思ったりしています。
今回から、こちらの連載はモノクロになりました。
私が描くものはどうしてもカラー作品が多いので、白と黒だけを使った表現の幅も広げていきたいです。
次回は2024年5月18日19時に投稿予定です。
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