このお話について
「赤ちゃんがおなかにいたときのお話」の続きの漫画です。
私の息子は、ハンデを持って生まれてきました。
「私には、ハンデを持った子を育てることはできない」
出産当時はそのように思っていましたが、家族で様々な経験をしたり、たくさん考えてきたことで、今では息子と一緒に幸せに暮らせるようになりました。
私たち家族は、どんな経験によって息子と一緒に暮らすことを決心することができたのかを少しずつ漫画にしていきます。
※出産直後の不安定でネガティブな気持ちを表現するために、最初は暗い話になったり、涙を流しているような絵が多くなると思います。
前回のお話はこちら
赤ちゃんが生まれてからのお話(NICU編)③
あとがき
息子が生まれた次の日の話です。
私は「我が子に持病がある」という現実をなかなか受け入れられませんでした。
生まれてきた子どもが病気や障害を持っているということが信じられず、何度も、夢ではないか…?と疑いました。
また、育てる自身もありませんでした。
現実を受け入れられなくても、子どもを産んだ直後から
「赤ちゃんがそばにいてくれたら良いなあ」
「早くだっこしたいなあ」
そんなことはずっと思っていて、「私にこの子を育てることはできない」と思いながらも、「赤ちゃんに会いたい、お世話したい」と、矛盾した思いを抱いていました。
次回は2024年5月26日21時に投稿予定です。
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