声門閉鎖術、術後14日目〜退院(18日目)までの記録です!
途中で抜糸があります。
術後14日目
ミルクを普段の量と普段の速さ(普段というのは術前の。2時間で190mlを入れるペース。)で飲ませているのに、よく吐き戻すようになってしまいました。
ミルクが半分以上お腹に入った状態になると、口いっぱい分くらいミルクが戻ってきてしまい鼻からも溢れ出てしまいます。
お医者さんに相談したら、声門閉鎖術をしたことで誤嚥してむせることもなくなり、体力を使うことも減ったから消費カロリーが減っているのでは、とのこと。
これは仮説なので今すぐにミルクを減らすことはできないそうです。今後、体重の増減などもみながら判断していくそうでした。
術後15日目(抜糸の日)
朝の回診時に耳鼻科のお医者さんが来て抜糸してくださいました!
病室のベットの上でスムーズにしてもらいました。
この時に、術後に入れていたカフ付きのカニューレから、カフなしのカニューレに交換してもらいました。
※息子は、今年の7月頃から気管への唾液の流れ込みが増えてきたので、カフ付きのカニューレを使っていました。
新しいカニューレを入れる前に創部を見せてもらい、万が一カニューレが抜けた時の対処も教えてもらいました!
手術をしたことで気管孔が大きくなったので、カニューレが抜けても孔は閉じにくくなりましたが、気管孔の下を軽く下に引っ張って孔を広げるとより安全ですよ、とのことでした。
抜糸後は疲れたのかよく寝ていました。
抜糸後、お昼頃まではしばらく出血がありました。創部に当てているYガーゼに血がつく他、気管の吸引時に血が引けてきます。午後になると出血はほぼ止まりました。
この日は様子見でまだお風呂には入れず、体拭きをしました。
やっぱりミルクを吐き戻してしまうことが多いのですが、様子見です…。
お散歩の許可は出たので、抱っこして病棟内を歩きました!
やはり我が子と一緒に病棟内を歩けると楽しいです!
術後16日目
抜糸後の出血も止まったので、小児科のお医者さんから
お風呂の許可をいただきました!
毎日体を拭いたり洗髪などはしてもらっていましたが、湯船に浸かるのは2週間以上ぶりです。
手や足には、体拭きだけでは落としにくい白い垢がたくさん…。
暖かいお湯に浸かり、石鹸の泡で洗うと垢がふやけて取れやすくなりました。
息子は久しぶりのお風呂にびっくりした様子ですが、すぐに気持ち良くなってうっとりしていました。
風呂上がり、気切部を拭いていたところ、孔の中から透明なテグスのようなものが見えていた。
抜糸の時抜き忘れたのかな…?と不安になり、その場で看護師さんを呼んで見てもらいました。耳鼻科の先生にも連絡してくれたとのこと。
この日に耳鼻科の先生が見にきてくれることはありませんでしたが、ということはそんな大変な事態でもないんだろうなと思いました。
この日に退院後の小児科・耳鼻科受診の予約も入れてもらいました。
術後17日目
朝の回診時も耳鼻科のお医者さんが来ることはなく、小児科の先生による回診のみです。
耳鼻科のお医者さんは、術後落ち着くまでは毎朝回診に来てくれていましたが、術後1週間くらい経つと抜糸の日まで来ることはありませんでした。それだけ忙しかったり、頻繁にみてもらわなくても大丈夫な手術なのかな〜?と思いました。
今日のお風呂上がりのケアをするときに小児科のお医者さんが病室に来てくれ、気管孔から出ている糸をみてくれました。
他のお子さんの術後もこのようなことがあった時があったそうですが、その時も様子見で大丈夫だったから息子も大丈夫ではないか、と判断してもらいました。
お医者さんから言ってもらったので一安心です。
退院後の耳鼻科受診の時に、耳鼻科の先生に改めてみてもらってくださいとのことでした。
夕方の回診時に小児科のお医者さんにミルクの吐き戻しの件を相談しましたが、やはり「声門閉鎖したことで消費カロリーが減り、ミルクがそれほど必要になったのではないか」との見解でした。
また、術後は寝ていることが多くて体力が落ちているから、消化力が落ちているのではないかとも…。
術後2週間もほぼ横になっていたら、確かに消化力も体力も落ちるし消費カロリーも減るよなあ…と納得です。
病院内は自宅よりも暖かいので、それで消費カロリーが減っているのもありそうです。
術後18日目
退院日です!
夫の休みに合わせて退院日を決めました。
前日のうちから荷物をまとめたり仕事終わりの夫に洗濯物を持って帰ってもらったりして、朝イチで退院できるように準備していました。
退院日に関しては個人差もありそうです。
もう少し入院して様子を見ても良かったのかもしれませんが…
ちょうど息子が入院していた時期が秋から冬への変わり目で、体調を崩して入院されている方が多く、ほぼ満床といった状態でした。
ほぼ満床ということはそれだけ患者さんや付き添いの方もたくさんいるということ。たくさんの人が過ごす中でずっと看病をするのも精神的に辛く…。笑
付き添いをしていた私も気持ち的に限界が来ていて、幸い息子の体調も良かったのでささっと退院することにしました。
退院直後は美味しいパンを買って食べ、夕飯も時間をかけて料理をしてちょっとした退院祝いをしました!
付き添いをしていると手の込んだ料理を作れないので、時間をかけて料理をする時間は至福のひとときでした。家族で食卓を囲めることってなんて幸せなんだろうか、と心から思いました!
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